永遠のBLOODS 中村優一 BL小説
今ならまだ間に合うかもしれないからと言う泉水に、だが名波は無情にも首を横に振った。閉じた唇の合わせを辿る、濡れたものの正体は、まさか…舌か?生まれてこの方、経験のない感触だけれど、これはキスをされているのではないかと、とんでもない考えが思い浮かんだ。
「うん」。
「ありがとう」。「ここだ」。
森は驚いて、シャーヒーンを見る。その冗談めかした口調に、一瞬身体を強(こわ)張(ば)らせた篤臣も、笑い出してしまう。「八年間、誰よりも青山さんのそばにいて、誰よりも青山さんのことを見てきた。笑顔も、怒った顔も、酔っ払った顔もね」。伸し掛かって来た飛を見て楊虎は顔を背ける。息を詰めて声を抑えている様が可愛くて、もっとその顔が見たくて、桐谷はきっちりと反応を見せている成の中心にふれた。「誰とも練習する必要はない。いいか?」。
なんと……僕は、司野にお尻を叩かれていた!「司野、ちょっと……あいたっ、な、何して……」。淡々とした口調で訊ねた。だいたい、いくらオカマ相手だって、果たして自分に男同士の恋愛なんてできるんだろうか。今度は拳で胸や肩をたたかれた。役者という道を選んだ以上、この種の視線にさらされることはある程度覚悟していた。ひやりとした液体が身体の中に入ってきて、渚は目を見開いて身体を震わせる。一瞬、芙由希は自分の身になにが起きたのかわからなかった。
「じゃあ、またどこかで会ったら俺のモノになるってことだな?」。外から見たって一目瞭然《いちもくりょうぜん》のオレの欲望に、ズボンの上から軽く歯を立てられた時には、とんでもなく恥ずかしい声が洩れてしまった。でも、今まで革バンドの時計しかはめたことのない俺の手首に、それは大人の輝きを放った。「だからって……痛い、痛いってば!」。
ボーイズラブ小説作品紹介
美形小説家の正悟とその幼馴染みである颯太は恋人同士。初めての『愛の夜』を実行したいけど、なかなか思うようにはいかないものだ。――初夜は旅先で!その思いを胸に豪華老舗旅館へと旅立った二人だが、そこに待ち受けていたのは甘〜い夜だけではなかった。旅館の跡取り息子が謎の失踪をし、颯太は高級リゾートホテルのオーナーに迫られて――!?
タイトル:愛の夜を実行せよ!
著 者 名:高月まつり
レーベル:アクア文庫
発 行 元:オークラ出版
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中村優一の最新関連情報
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